初任者に不適切な教委面談
今年3月、教員採用試験合格後、市町村教委で行われた面接で、不適切な面接があり、「今後の教員生活が不安だ」との訴えがあり、埼玉教組は県教委に事実確認と適切な対応を求めています。 具体的な市町村名も判明していますが、「同様な事例が無かったかの調査」を県教委に求めており調査結果が明らかになるまで公表しないこととしました。
この面接では、教育長自らが面接官となりいくつか質問したなかで、「英語で聞くので英語で答えるように」との質問をしました。これは「能力の実証」につながる質問であり、既に合格が決定している者に、「問う必要もなく、問うてはいけない質問」です。挙げ句の果てに、思いがけない質問に満足に答えられなかった初任者に対し、「これで英語教えられるの?」と横柄な態度で対応したといいます。これからの日々に大きな期待と少なからぬ不安を抱いている初任者に対して許しがたい態度です。
今後、他の教育委員会でも、不適切な質問がなかったか初任者に聴取するとともに、県教委にも調査を求めおり、最終的には該当する教育委員会に抗議をし改善を求めていきます。