映画「 子どもたちをよろしく 」
児玉・大里支部で上映会
2月11日、本庄市児玉文化会館を会場に映画「子どもたちをよろしく」の上映会が開催されました。
この映画は「いじめに苦しみ、そのために死を選んでしまう少年、性的虐待を受け風俗産業に身を沈める少女とその背景にあるアルコール依存、ギャンブル依存に染まる大人たちの姿を描いたもの」で元文科事務次官の前川喜平さんと同じく元文科官僚の寺脇研さんが、現在の子どもたちの実相を伝えたいとして企画・制作したものです。
昨年9月に埼玉教組児玉・大里支部を中心に実行委員会を結成し、現場の教職員だけでなく、子ども食堂などの市民団体、PTA連合会、部落解放同盟、民生・児童委員、県会議員・市町議員などに広く呼びかけたほか、本庄市、美里町、上里町、神川町の教育委員会の後援を受けるなど様々なとりくみを経て実施されました。
当日は、100名を超える参加者があり、また映画の制作意図を語った「前川さん寺脇さんのビデオメッセージ」も流されました。
参加者からは「よい映画だった若い教師に是非見てもらいたい」「子どもに関わる大人一人ひとりが何をすべきなのかを考えるよい機会になった」などの感想がよせられました。