ゆたかな学びで創造する「ものづくり」を

 2月18日、学校法人ものづくり大学(埼玉県行田市)を会場に、ものづくり教育シンポジウムが開催されました。これは日教組とJAM(ものづくり産業労働組合)が連携し、「中・高・大学での技術・職業教育の現状と課題を共有する」ことや「子どもたちがリアルなものづくり体験などを通じてものづくりの大切さを実感する」ことなどを目的に開催されているもので、今回は埼玉教組、埼玉高教組も主催者に加わりました。

 これまでに04年東大阪、08年川崎、11年静岡、14年東京、18年新潟で開催されており今回の埼玉県行田市での開催は6回目となります。

 日教組瀧本中央執行委員長の主催者挨拶、連合埼玉平尾会長他の来賓挨拶に続いて、千葉大学教育学部木下龍准教授が「ものづくり教育のゆたかな学びの意義と課題」の演題で講演を行ったあと、木下准教授をコーディネーターに「ものづくり教育のゆたかな学びの意義と課題」をテーマにシンポジウムが行われました。

 また、子どもプログラムも実施され、自動車模型の作成、レイザー加工機や人協働ロボットの実演に興味深く参加する子どもたちの姿もみられました。

 参加した埼玉教組の組合員からは「ものづくりは人類の歴史そのものであることを強く感じた」などの感想がよせられました。


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