第36回埼玉教組定期大会開催

                挨拶する佐々木中央執行委員長

 6月16日(日)、国立女性教育会館で第36回埼玉教組定期大会が開催されました。
 開会行事では、埼玉教組推薦の高柳俊哉さいたま市議、西山幸代さいたま市議、岡野勉毛呂山町議の3名の日政連議員と連合埼玉平尾幹雄会長が来賓挨拶を行いました。また、日政連参議院水岡俊一議員、古賀ちかげ議員、大野埼玉県知事、日吉埼玉県教育委員会教育長他全国の教組から多数の祝電・メッセージが紹介されました。
 佐々木委員長の挨拶では、「星の王子さま」、「モモ」、「けんじ先生」の3冊の本を紹介し、その当時の筆者や訳者が、数値化で評価する制度、追い立てられてあくせく働く人々、人間性を失う学校教育などのおかしさについて述べており、現代にも当てはまっていることを紹介し、埼玉教組として明るい展望を子どもたちに届けたいと語りました。 
 1号議案(運動経過)では、10月以降の交渉結果の報告があり、また、小川町と上里町の一部小中学校で実施予定された「弾道ミサイルを想定した避難訓練」に対して行った抗議についてや自民党県議団の提出した「県虐待禁止条例」に対して民主フォーラムや他団体と連携して改正案の上程を阻止した件について報告されました。
 3号議案(運動方針)では、椎名書記長より今後1年間の活動予定が提案され、承認されました。
 7号議案では、第27回参議院議員選挙において、既に推選決定している日政連議員の水岡俊一さんの当選をめざして意思決定がなされました。その他、決算案、予算案を含め、すべての議案が議決され、働き方改革を含めた平和と民主主義を守る大会宣言を採択し、佐々木委員長の団結ガンバローで大会を終了しました。


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