大谷選手のグローブに思う

 埼玉教組  埼葛支部 S.Ý

 あの大谷選手が2万校ある日本の小学校に3個ずつ、6万個のグローブを贈るそうだ。そのために、スポーツ庁が贈呈を希望するかどうか調査をした。もちろん「子どもたちが野球をするきっかけに」という大谷選手の行為に異論をはさむつもりはないが、これから学校現場では「そのグローブの管理や扱い」に結構たいへんな思いをするのではないかと思う。
 一方で、大谷選手のスポンサーであるスポーツ用品会社には6万個の需要が発生した。これだけのお金、できたら貧困で「野球道具が買えない」子どもたちに奨学金として使ってほしかったと思っている。偏屈な考えだろうか?


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