憲法変えさせない!戦争反対!今こそ平和と人権を!
11.3国会前集会
11.3集会
11月3日、国会議事堂正門前で、『憲法変えさせない!戦争反対!今こそ平和と人権11.3各界大行動』が開催され、日教組をはじめとする多くの仲間とともに埼玉教組も参加しました。
11月3日は、1946年に日本国憲法が公布された日です。戦前は明治天皇の誕生日で「明治節」とされていましたが、翌年制定された「祝日法」で、日本国憲法が公布された日であり、憲法において戦争放棄という重大な宣言をし、国際的にも文化的意義を持つ重要な日であることから、平和を図り、文化を進める意味で「文化の日」と名付けたと説明されています。
集会では、主催者挨拶の後、憲法改悪に反対する社民党・福島瑞穂参議院議員(党首)、日本共産党・小池晃参議院議員(書記局長)、立憲民主党・有田芳生衆議院議員から連帯の挨拶を行いました。 その後、「安全保障関連法に反対する学者の会」の呼びかけ人である高山佳奈子さん(京都大学教授・刑事法学)のスピーチがありました。
高山さんは、安倍首相殺人事件の公判が行われずに、経過が明らかにならない現状や、日本学術会議への候補者への拒否をした理由、森友学園問題などの経緯などがまったく国民に知らされないとし、国民不在で、民主主義が否定されている現状の問題点を強く訴えました。また、政治家が教育費の負担減を叫びながら、東京大学の学費値上げの動きのおかしさや、国立大学の運営に、学長よりも財界人などがメンバーになる「国立大学運営方針会議」に権限を持たせ、大学自治を脅かす動きなどにも警笛を鳴らしました。
次いで、各地で市民からの発言があり、「木更津オスプレイの配備反対にとりくむ市民」や「横須賀トマホーク配備の阻止にとりくむ市民」からの発言がありました。 最後に参加者全員で「憲法改悪反対」「戦争反対」などのシュプレヒコールをあげ、集会を終えました。
先の総選挙で自公政権を過半数割れに追い込んだといえ、野党のなかにも「改憲」を目論む勢力があります。憲法を守り、憲法を活かす政治の実現にとりくんでいきましょう。