袴田事件静岡地裁無罪判決出る!!
次は「狭山」です。-11月1日はみなさん日比谷に-
9月26日、袴田事件やり直し裁判で、静岡地裁は「捜査過程でねつ造があったこと」を明快に述べ、再審開始決定の「ねつ造の可能性」からさらに一歩踏み込み、無罪を言い渡しました。
今回の判決が与える影響は絶大です。狭山事件の犯人とされた石川一雄さんが第三次再審請求で出した11点の証拠は、まさに捜査過程のねつ造やごまかしをすべて裏付けるものです。
犯人と結論づける石川さん宅から発見された「万年筆」は、全く不自然。《2度の家宅捜査で発見されないものが、顔見知り刑事が訪れたときに難なく見つかった万年筆の発見のしかた》《その万年筆のインクは被害者が当日使っているものとは違う》さらに、《被害者宅に届けられた脅迫状と石川さんが書いた上申書の筆跡の違いはコンピュータ解析で99.9%別人と判定》、その脅迫状に《石川さんの指紋はない》まして《当時の石川さんは部落差別によって家業の手伝いのため学校にもほとんど行っていない状況の非識字者で仮名遣いも正しくかけず、脅迫状は書けない》と専門家は鑑定している等などです。
11月1日、日比谷野外音楽堂で13時より再審開始を求め狭山集会が開かれます (埼玉集会は12時より)。