6・11、教科書問題学習会開催される!
-よりよい教科書の採択に向けて-
6月11日(火)、比企教職員組合主催の教科書問題学習会が開催され、中央大学特任教授で元埼玉教組の教文部長の中條克俊さんを講師に招き、「中学生にふさわしい教科書採択を-中学校社会科教科書の今-」という題目で、講演をいただきました。
最初に、ゆたかな学びにつながる教科書についての説明があり、知的好奇心を刺激するもの、史実に基づいているもの、平和・人権・民主主義・環境・共生等の視点が盛り込まれているものなど4観点が示されました。これをもとに検定に合格した各出版会社の中学校社会科教科書(歴史・公民・地理)と道徳教科書の問題点等についての解説がありました。
そして、私たちが目指す教育として、①「学習指導要領絶対神話」からの脱却、②平和をつくる力をみがくこと、③次世代を担う若者の応援、子ども・教職員・地域(保護者)の共生を目指していくことをあげました。
最後に、私たち市民が教科書展示会場に足を運び、選定にあたっての意見を書くことの大切さを強調して、講演を締めくくりました。