9.16さようなら原発全国集会に参加!!

 9月16日(月)、照りつける日差しの中、代々木公園にて “9.16さようなら原発全国集会” が開催されました。 

 主催者側(呼びかけ人)から佐高信さんと落合恵子さんが挨拶をされました。

 佐高信さんは、自民党総裁選に触れ、原発問題に触れる総裁候補が一人もいないことを批判しました。

 落合恵子さんは、原発をなくす運動について、けっしてあきらめずに行動を続けていこうと呼びかけました。

 その後、原発推進に反対するグループによるアピールが行われました。 

 『女川原発の再稼働を許さない!みやぎアクション 』の多々良哲さんは、女川原発は、福島原発事故の原因が分からないのに、同じ様式の原発を再稼働させようとしていると訴えました。

 『3.11甲状腺がん子ども支援ネットワーク』の阿部ゆりかさんは、小児甲状腺がんは100万人に1~2人とされているのに、福島の県民健康調査では、18歳未満の年齢の38万人の調査で300人の甲状腺がんが見つかっていることを報告しました。

 他にも、『東海第二原発運転差止訴訟原告団』など、いくつかの団体からも報告がなされ、東京電力や日本原子力機構、政府の国民無視の強引なやり方に批判が続きました。

 閉会挨拶では、呼びかけ人の一人である鎌田彗さんが、「原発は人を犠牲にして金儲けをする装置です。六角村の再処理工場は、試運転を行ってから31年稼働できない。それでもやめると言わない。こんな装置があるわけがない。国策民営という、国がバックアップしてきたからできたことです。その経費が、電力料金という形で全部国民にかかってくる。汚染水を処理水と言い汚染土を再利用する。水や土をきちんとする対策をするべき環境庁が、新宿御苑にまで汚染土を運び込もうとしています。こういうめちゃくちゃなことをしている。反原発運動を広く提起したいと思います。そして、この運動を若い人たちに広めていきたい。これからデモ行進で、若い人たちに、にこやかに明るく反原発の思いを広めていきましょう。」と挨拶し、集会を終えました。

 その後、参加者が二手に分かれ、若者であふれる青山通りなどをデモ行進し、多くの人々に反原発の思いを伝えました。


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