生活を楽しむの学びを実践しよう!!

支部教研で池田賢市さんが講演

 10月15日(土)開催された比企・入間地区の支部教研で中央大学教授の池田賢市さんが「これからの学びをどうつくるか」というテ-マで記念講演を行いました。 池田さんは「不登校」「学力」「障害」「道徳」「校則」という5つの入り口から現在の学校が背負わされている課題を読み解こうとした「学びの本質を解きほぐす」(新泉社)を出版しています。 講演では、「子どもたちへの抑圧的環境の解消が必要」とし、「一方的に設定された『必要な知識』を身に付けないと不利益を被るような社会は、人権侵害の社会」と述べました。また、人権教育の実践されている「『いいところ探し』は『悪いところ探しの裏返し」で恒常化すると、学級内に相互監視システムを構築してしまう」と話されました。 最後に池田さんは、「準備としての学びではなく、知ること、考えることに意義があり、それゆえ生活が楽しくなるような学びが求められ、子どもたちと教職員とがともに創造できるような活動を模索したい」と締めくくりました。

埼玉教組の所有する池田さんの著書

  「学びの本質を解きほぐす」(新泉社)
    「『特別の教科 道徳って何だ』(現代書館:宮澤弘道さんとの共著)
 

いずれかを希望者に差し上げます(組合員以外も可)
  埼玉教組宛てのメール又はFAXで応募ください
  多数の場合は抽選とします

 

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