公正・公平な入試のため、英検、漢検の加点廃止を要求

 交渉では、これまでも強く指摘してきた、英検や漢検の有資格者に調査書で加点することについて、公正・公平の観点から直ちに止めることを強く要求しました。検定を受けるには、英検4級で4500円、3級6400円の受験料が必要で、経済的に困難な家庭では、検定を受けることができません。受験料の高騰は社会問題になり、今年度値下げしてもこの値段です。一方で、県内でも無償で(公費で)受験させる自治体があり、その時点で公平性を欠くものとなっています。また、中学レベルを超えた2級以上の資格取得は「塾」での学習が前提なのは明白です。この点でも明らかに不公正で、経済的弱者を差別する制度になっています。
 「公平・公正と言えるのか」という問いに対し、県教委は明確な見解を示せず、持ち帰って見解を明らかにすることとなりました。引き続き強く反対していきます。 また、県の部活動方針で、学校単位で参加する大会等について、「教員特殊業務手当の支給対象の大会等」(中体連主催の大会等)で、生徒・顧問に過度の負担にならない範囲としていることから、調査書での部活動の実績の記載についても「教員特殊業務手当の支給対象の大会等」のみとするよう求めました。
 また、各高校の加点項目について、「県が示している記載方法では読み取れないことが加点基準になっている」ことを指摘し、改善を求めました。
  この他、「成績一覧表の廃止」「総合的な学習の記載欄の廃止」「面接の点数の公表」「合否発表時の点数の公表」などの要求を行いましたが、不十分な回答が多々あり、再回答と引き続きの交渉・協議を確認して交渉を終了しました。 
 今後とも県教委と交渉・協議を重ねて、現場の声を伝え、よりよい入試制度にしていきたいと考えます。


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