現場を尊重した教科書採択を!        高校教科書採択で教育フォーラムが要請書

 7月12日、埼玉教組、埼玉高教組が事務局を担っている埼玉教育フォーラムが埼玉県教育委員会に、「教育に対する不当な介入に毅然として対応すること」と「(高校)教科書採択は学校の判断に委ね、政治介入を排すること」を求めた要請書を提出しました。
 これは、今年4月政府が、日本維新の会馬場書記長の質問主意書に対し、「『従軍慰安婦』という用語を使うのは誤解を招く恐れがあり、『慰安婦』という用語を用いることが適切」とする答弁書を閣議決定したことから、6月埼玉県議会文教委員会で、自民党議員が「県教委に、授業で『従軍慰安婦』ということが使用されていることをどう考えているか」と、「従軍慰安婦」の用語を使用した教科書の採択に圧力をかけるような質問をしたことを受けての対応です。
 2013年に、埼玉県議会は、高校教科書の採択について、特定の教科書を採択した8校の校長を呼び出し、校長や県教育長に「採択の再考」を要求しました。当時、呼び出された校長は8人とも「採択に問題は無い」と毅然とした対応をしましたが、採択の再考を拒否した当時の県教育長が辞任に追い込こまれました。
 今回、このような動きに忖度し「従軍慰安婦」の用語を用いた教科書を採択しないよう教員に働きかける校長が現れています。校長や県教委は、不当な政治介入を許さない毅然とした態度で対応しなければなりません。教育フォーラムはこのことを強く求め共同代表名で要請しました。 


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