連載 元気に働く教職員の基礎知識⑤

Q 勤務中の事故は、どのような場合公務災害になるのですか? 


A  たとえば、「教室の電灯を取り換えていて、脚立から落ちのケガ」の場合、勤務時間内の出来事であれば、「公務遂行中」の負傷事故ですから明らかに公務災害です。また、勤務時間外であっても、教室整備という事の性質上、公務災害に該当する事例です。一般の労務災同様、公務災害は無過失賠償責任を基礎とする制度ですので、使用者側に過失が無く、本人に過失があっても、その損害を補填することになっています。
  管理職の中には、制度について十分に理解をしておらず、「本人の過失だから公務災害にはならない」などといい請求を拒む者もいるようです。
 また、休職や後遺症を伴わない軽症の場合、本人も手続きを行わずに通常の保険診療で済ませようとすることもあるようです。しかし、公務災害での経費(治療費他)はすべて使用者側の負担(公費)になりますが、保険診療での療養費等は共済組合員の掛け金を含むなかから支出することになり、問題を含む行為です。公務災害に該当することが明らかにものは認定請求すべきです。

  具体的な事例は埼玉教組本部までお問い合わせください。 


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