県学テ 4月実施は断念 5月11日~20日に実施    組合要求を一部受け入れ           県教委交渉

 10月13日、埼玉教組は「埼玉県学力・学習状況調査(以下「県学テ)についての要求書」に関する県教委交渉を行いました。
 埼玉教組は、「県学テ」の実施について強く反対していますが、超過勤務の蔓延する学校現場の実態をふまえ、少なくとも「働き方改革」による「業務削減」が一定の成果をみせるまでは、「一時中断」することを求めています。これに対し県教委は「児童生徒の学力を確実に伸ばすため継続して実施したい」とする一方で「実施方法を工夫するなど学校の負担に配慮する」と回答しました。
 また、2021年度の実施について「5月中旬以降」に「何日間かの期間」を設け、「各学校の判断で実施日を決定する」と回答しました。これまで埼玉教組は「4月当初の多忙な時期の実施は問題があり、子どもたちが新しい集団に不安を抱えているこの時期の実施を変更する」よう強く求めてきましたが、これを一定、受け入れたものになりました。
 さらに、「一人ひとりの伸びをはかるテスト」としておきながら、県教委はHPに全国学テの結果も含め、市町村別の平均点を載せています。このことが「過剰な練習問題の実施など教育課程を歪めている」ことを指摘し、いわゆる「テスト対策」を実施しないことを各学校、市町村教委に求めるよう強く要求しました。これに対し、「直接のテスト対策は求めていない」としながら平均点の掲載については「県としての説明責任を果たす必要があることから平均点を掲載する」という理解できない回答に終始しました。
 尚、県教委は交渉後の10月15日、2021年度の実施期日について5月11日から20日までの期間で市町村教育委員会が定める日と市町村教委に通知しました。また、市町村の意向で参加しないことができる旨も併せて通知しています。


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