育鵬社教科書の採択を許さず~児玉郡市での教科書採択のとりくみ                 児玉・大里支部 

 児玉・大里支部では本年度創設した北部地区教育フォーラムのとりくみとして児玉・郡市(第16採択地区 本庄市、美里町、神川町、上里町)での教科書採択にとりくみました。第16採択区では4年前の採択で、保守系の「むくろじの会」という市民団体の動きがあったことで社会科の教科書が「東京書籍」から、「教育出版」に変更になるという経緯があり、今回は社会科の教科書が更なる変更で「育鵬社」のものになることに懸念を抱いていました。
 北部教育フォーラムでは4月22日(水)に教科書学習会を開催し、教科書採択に向けての取組を確認し、退教の根岸峯生さん、丸山道夫さんを中心に各社の教科書について学習を進めました。6月10日(水)から6月25日(木)の教科書展示会には一人ひとりが積極的に参加することを広く呼びかけ、展示会場に設置されたアンケートにそれぞれの思いを記載しました。7月17日(金)児玉郡市・教科用図書採択協議会に体温チェック、マスク着用と言うコロナ対策の中、北部教育フォーラムから3名が傍聴参加しました。協議会では、教科書調査員の報告が行われ、さらに中学校調査報告、展示会アンケートの資料展示が行われました。教科書調査員の代表が、何社かにしぼって、特徴や評価できる点を述べ、現行の使用教科書・改善点について説明しまた。社会科が地理・歴史・公民ともに「教育出版」から「東京書籍」に変更されました。
 7月30日には本庄市教育委員会の選定が行われ、本庄市では17日の郡市の採択協議会で選定したものを各教委が追認する方向で採択が行われました。 今回の採択では、社会科において現場教師の声が汲み上げられ(現場の声は「育鵬社」は0であり、「東京書籍」がよいという声が多数であった)変更された形となりましたが、各社の教科書自体が、かなり政府の意向を酌んだものとなってきています。
 児玉郡市の採択では、育鵬社の教科書が採択されなかったことは評価に値しますが、現場では多忙化が進行する中、教科書を(・)教えるという流れがあり、教科書に頼らざる負えない現状があります。(最近の指導書には、板書例まで書いてある。)このようなことから、今後も教科書採択の折には私たち現場にいる組合員が興味・関心を強く持ち、教科書採択の行方を見まもる必要性を感じています。


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