第63回中央委員会 開催  「今こそ、少人数学級を実現させよう」 署名とりくみを提起


 8月22日、埼玉教組第63回中央委員会が、東松山市民活動センターで開催されました。例年は、夏季学習会との同時開催でしたが、今回は新型コロナウイルス感染症対策として、短時間の開催となりました。本年度は、6月の定期大会が書面議決での開催となったため、2月29日の第62回中央委員会及び建立30周年記念集会以来、6ヶ月ぶりに多くの組合員が参加しての会合となりました。参加した中央委員によって活発な討議が行われ、予定時間を上回り、一同に介して討議することの重要性を印象づける会議となりました。
 冒頭、執行部を代表し金子中央執行委員長が「半年ぶりの会合になったが、この半年間で子どもたちや教職員の疲れはピークを迎え、子どもたちの7割以上がストレスを抱えているとの調査もある」「休校措置をはじめ、学校行事の縮小、中止など当事者である子どもたちの意見が無視されるなかで実施されている」と述べ、子どもの権利条約の意見表明県を大切にし、子どもたちに寄り添う学校のあり方を追求することの重要性を指摘しました。また、戦後75周年目の夏であることにふれ、「被爆者の平均年齢が83歳を越え、被爆体験をどう伝えていくかが大きな課題になっている。核戦争の危機が叫ばれるなか、コロナ禍でも、安倍首相は未だ改憲を断念していない」と述べ、平和を守る運動の必要性を述べました。
 一号議案:「第32回定期大会以降の経過」については、椎名書記長の提案に対し、活発な討論が行われ、「夏休みが短縮されたが、校内研修が例年通り実施され負担軽減されていない」「土曜授業の振替があらかじめ指定されていない」「教育課程の研修がなくなったが、資料を読んで重要なところに線を引けという課題が急にだされた」など厳しい現場の実態が報告されました。また、教室の消毒・清掃等について8月6日に、文科省から「特別な消毒作業は基本的には不用」とする通知がだされていることが養護教員部長から報告されました。
 第二号議案「当面の活動方針」では、椎名書記長から、この秋の確定交渉で「具体的な業務削減を勝ちとる」ことと「子どもたちの健康を守り、ゆたかな学びをすすめるために少人数学級を実現させるための署名にとりくむ」ことが2つの大きなとりくみとして提案されました。この間の、「分散登校・分散授業」では、少人数学級を編成し、同じ授業を2回または3回行ったため、教員には大きな負担になりましたが、一方で、少人数でのきめ細かい指導が実現できました。感染症予防のために必要な措置であるならば通常登校のなかでも、引き続き実施できる体制を整備すべきで、その実現を求める署名活動に全力を挙げてとりくむことが提起され、他の活動方針とあわせ賛成多数で承認されました。 


中央委員会

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