日教組青年部全国交流集会 埼玉の若者が全国の仲間と交流

 2月10日~11日、静岡県熱海市で「日教組青年部全国交流集会」が開催されました。この会は、職場での課題を見つめ直し、問題解決に向けた取組みを広げるための討論の場として日教組青年部が開催したものです。全国の日教組青年部の仲間が数多く参加しており、埼玉教組からも2人の青年部員が参加しました。参加者のうち1名の報告を掲載します

1日目の学習会では「新学習指導要領の問題点と可能性~ゆたかな学びを創造するには~」をテーマに、上智大学の澤田稔教授に講演していただきました。今回の改訂で、学習指導要領で「前文」が添えられたのは史上初とのことで、今まで日教組が掲げてきた「よりよい学校教育を通してよりよい社会を創る」ということがそこに載ったことは今後の“可能性”であると分析されました。一方で、権力のあるもの(文科省)が理想を掲げるのは問題点でもあると指摘されました。例えば、原発があるのとないのではどちらがよりよい社会なのかを議論しただけでも意見の対立がうまれるのに、「よりよい社会はこういうものだ」と上から押し付けられることも危惧されます。大事なのは、「どんな社会を目指すのか」であり、各自の社会観・望ましい社会像について、現場で議論を重ねることだと述べられました。

日教組青年部全国交流集会

日教組青年部全国交流集会

日教組青年部全国交流集会分散会では6人程度の班に分かれ、「見つめよう職場実態 ボトムアップに必要なもの」をテーマに話し合いをしました。ある県では既にICカードによる勤務時間の記録を行っているものの、超過勤務の対象にならないようにカードの「カラ通し」をしている教員がいて、それを県教委も把握しているのに止められないという課題があるようです。何事も文化を変えたり環境を整えたりするにも職員の理解を得ないとできないので、その行為は「教師の独り善がりか」「子どものためか」をよく考える必要があるのではないかと意見がまとまりました。そのためには何といっても組合を大きくし、仲間を増やすことが必要だと強く感じました。


 

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