百歳の遺言 いのちから「教育」を考える

大田堯・中村桂子
百歳の遺言 いのちから「教育」を考える

藤原書店 本体1500円+税

大田本紹介
 本紙でもなじみ深いさいたま市在住の大田堯先生は、3月22日に満百歳の誕生日を迎えられました。新著は、生命誌研究者の中村桂子さんと教育学者である大田堯さんとの息の合った対談、往復書簡で構成されています。

 お二人は、分子生物学をはじめ生物の根本から人間をとらえ、教育は「人づくり」でなく、「人なる」であることを語ります。「ひとなる」の「なる」は、「生る」「成る」「為る」の文字があり、意味としては、「現象や物事が自然に変化していき、そのものの完成された姿をあらわす」と述べ、「今、一番望むことは、次世代、その次の世代へと続く未来の人々に誰もが生き生きと生きられる社会を渡すこと。そのために、今やるべきことは、もっともっと人間について考えることではないか」と両学者は訴えます。大田先生の百歳を超えても、他の学者とともに真摯に学び続けるお姿に心を打たれます。ご一読を。埼玉教組に連絡くだされば、送料込で1400円でお分けします。


 

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