再任用教職員が働き続けられる待遇を ~再任用問題で県教委交渉~

 727日(木)埼玉教組は「再任用者の待遇・賃金の改善」に関わる県教委交渉を行いました。冒頭、金子委員長から「学校には、多様な経験を積んだ教職員の知恵やスキルが必要であり、再任用教職員が気持ちよく働ける学校運営が要請される。」旨の発言がありました。教委側も同意した後、現場の組合員から、「校長のパワハラ的な言動のために、再任用の希望がありながら断念した教員がいた」事例が出されました。また、長時間労働が常態化した職場では、勤務時間を守って退勤しようとする再任用職員を批判するような雰囲気があることなども指摘されました。県教委は、このような事例については、市町村教委に対して再任用制度の趣旨の徹底を図ることで、改善することを確認しました。

 また、働き方がフルタイムに偏り、短時間勤務が実現しにくい現状の改善に、教委側の配慮を強く要請しました。定数外の初任者指導は主に管理職経験者に偏っているなどの問題点も指摘しました。再任用フルタイム勤務者が人事評価C判定により勤勉手当が引き下げられる制度について、現役時の6~7割の賃金である再任用者の賃金をさらに切り下げることに、組合は断固反対であることを伝えました。

 制度上国の縛りがあるため、満足な回答が得られない限界がありますが次の点で前進が見られました。

 ・年金との接続から再任用制度は雇用を保障するものであり、管理職は教職員の希望や意向を尊重すること。

・意向調書票の「その他」の欄に、勤務時間以外の働き方の希望(初任者指導、少人数指導等)を書くことが可能であること。

・県教委・市町村教委で連携して、多様な働き方を可能にする努力をすること。

・定年から年金支給される時代の賃金体系が続いており、無年金期間が延びる時代に応じたものとなるよう人事委員会への要望を、県教委としても行うこと。

 埼玉教組は、これからも現場の声を大切にして、再任用者も現職者も気持ちよく働き続けられる待遇改善のために、あらゆる機会をとらえて努力していきます。

 


関連記事

コメントは利用できません。

無料相談
ページ上部へ戻る