書籍紹介 『ひとなる』大田堯・山本昌知著 藤原書店 定価2200円+税

 大田堯先生はご存知、98歳の今なお第一線で活躍されている浦和在住の教育学者です。日光で開催された日教組第一回教研全国集会から参加されています。埼玉で開催された2004年の全国教研集会はもちろん、先生の故郷である広島で開催された2009年の全国教研集会にもご一緒させていただきました。先日、ご自宅で毎月開催されている教育サークルに参加した折、この新刊書について、先生は、謙遜されて「わが人生の週末にあたり」とか、「この世を去るにあたり、教育と社会の状況についての私の思いを訴えたいと考えた」と言われましたが、一読すると、それだけの熱い思いが込められている内容だと感じ入りました。
 前半は「教育」と「学習」「民主主義」についての考察、後半は、「ちがう・かかわる・かわる」をテーマに精神科医の山本先生との対談、「こらーる岡山」(自然体の診療所)の患者さんのお話から編まれています。大田先生は精神医療の実践から大きなインパクトを与えられたと述べられます。どんな子であってもその子その子の生命に沿うて、みんなの世話で「ひとなる」というわけで、まさに「人格の完成をめざす」という、人類すべてに通じる願望であると語られます。是非ご一読を。埼玉教組本部に連絡下されば、大田先生のサイン入りで1冊2000円(送料込み)でお分けいたします。

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