教員の働きすぎにストップを!

教員の働きすぎ、バーンアウトの危機が叫ばれて久しい。教職員の健康を守るためのとりくみが、組合側はもちろん、当局側からもなされていますが、一向に改善の兆しが見えません。県もワークライフ・バランスの啓発、残業なしデーの設定、管理職による「早く帰る指導強化」など行っていますが、多くの学校職員室の明かりは深夜まで消えない現実があり、事態はまさに深刻です。
遅くまで学校に残って頑張っている先生たちは、「やむを得ない」「子どもたちのため」などとまさに善意で仕事をやっている方々でしょうが、その行為が、まさに、「地獄への道は善意で満ち満ちている」なのだということを強く認識しなければならないでしょう。
組合には、SOSの電話が頻繁にかかってきます。「仕事が多くて、時間内に終わらない」「夜8時から教材研究にとりかかざるを得ない」「夜9時、10時まで仕事するのが当たり前になっている」…。当然、体や心に異常をきたして、病気になり、休職どころか、退職を余儀なくされた若い教員もいます。夜、寝られなくなり、涙が止まらなくなった教員の悲鳴が耳に響いてきます。決して他人事ではありません。
教員の仕事は、一部のスーパーマンがやる仕事ではありません。家庭を持ち、子育てや介護も含めて、普通の社会人である職業人が「あたりまえ」を背負って、子どもたちを前に行う仕事なのです。「あたりまえ」とは「権利が行使できている」ということと同義でしょう。
なによりも管理職は教職員の健康を守る責務があるはず。「後はよろしく」などと言いながら校長や教頭が早く帰り、若い教員がウンウン言いながら仕事をしている職場があります。校長、教頭は、教職員を勤務時間が終わったら、帰すようにしなければならないはず。校長は最後に学校を出るべきであり、何のための管理職手当であるのかとさえ言えるのです。
組合の度重なる要求で今年度から県内小中学校でも職員の出退勤時刻が記録されるようになりました。(その記録がないと、仕事が原因で病気になっても公務災害になりません)私たち、教職員は毎日きちんと出退勤時間を確認し、社会人、職業人としてのあたりまえ=健康に仕事と生活を維持する権利が行使できる職場にしていかなければなりません。一人でめげず、埼玉教職員組合に参加し、ともに支えあっていきましょう。

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